ダポキセチンは元々は抗鬱剤として使われていた

2019年04月24日
薬を飲んでいる男性

ダポキセチンは射精感を減退させる作用があり、早漏改善の治療薬として使われている成分です。
早漏に悩む男性は、男性器への強い刺激によって突発的に射精してしまうか、精神的な原因または加齢によって射精がコントロールできず、思わず射精してしまうことが多いようです。
それらの様々な原因にも対応し、射精への時間を延長して改善できるのがダポキセチンとなっています。
この成分は元々、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)として開発され、うつ症状やうつ病患者に使用されていました。
セロトニンは、ノルアドレナリンやドパミンを抑える作用を持ち、精神の安定や睡眠の欲求に応えるなど三大神経伝達物質のひとつとされています。
この物質が減少すると、精神が不安定に陥り、うつ症状が引き起こされると言われています。
セロトニンが分泌される神経細胞にフタをする選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を投与すると、セロトニンが減少するのを防ぎ、気分が落ち込むなどの精神を安定化させることができます。
こうした作用機序で、ダポキセチンをうつ病患者に投与していましたが、患者から射精までの時間が長くなったという報告があり、実際に射精までの時間に作用する効果があるのが臨床結果で出たことから、早漏治療薬として販売されるようになりました。
ノルアドレナリンは交感神経を活発化させると射精を促すことから、ダポキセチンがセロトニンの量を増やし、ノルアドレナリンを抑制するために射精までの時間を抑えているのではと考えられています。
ダポキセチンを服用すると、射精までの時間は3~4倍まで延長され、コントロールがしやすくなることから、早漏治療薬として使用されています。